Amazon ユーザに最適な クレジットカード は!? ゴールドの必要性は?

2019年2月13日

ネットショッピングに Amazon を活用している方は、数多くいらっしゃるかと思います。『 早く届いて便利!』や『 プライム会員だから特典が豊富! 』など、その理由も様々だとは思いますが、一言でいえば『 何かとお得だから(=メリットがあるから) 』に尽きるのではないでしょうか。本記事では、その『 お得 』を『 ポイント還元率 』という観点から最大化するための クレジットカード について、簡潔にまとめてご紹介したいと思います。

特に、ゴールドカードの必要性については冷静に考察していきたいと思います。ご覧になった皆さまのご参考になれば幸いです。

 

Amazon ポイント の 還元率 が高い クレジットカード 4選

通常、還元されるポイントは購入金額の1%です。しかし、特定の クレジットカード を使うことで、この還元率を引き上げることができます。

現時点(2018年10月時点)において、特にお得なクレジットカードとしては主に次の4つがあげられます。

比較ポイント Amazonクラシック Amazonゴールド オリコカード
ザ・ポイント
JCB CARD W
還元率
(Amazon利用)
1.5%
※通常会員
2.0%
※プライム会員
2.5% 2.0% 2.0%
還元率
(Amazon以外)
1.0% 1.0% 1.0% 1.0%
特記事項 プライム会員の年会費が無料
年会費 実質無料
※1回以上利用すれば、次年度無料
10,800円 無料 無料

Amazon で得する クレジットカード

 

黄色マーカーの通り、プライム会員か否かで話が変わってきますので、以降、その切り口で考察していきたいと思います。

 

 

プライム会員ではない場合は、無理になる必要はない。

まず、結論から申し上げますと『 オリコカード ザ・ポイント 』と『 JCB CARD W 』の2択になります。

まず冷静に考えていただきたいのが、ポイント還元でお得することを目的として、わざわざプライム会員になる必要はないということです。

何故ならば、プライム会員になったところで、ポイント還元率は変わりません(Amazonゴールドの利用を想定する場合は、次項をご参照ください)。加えて、会費3,900円(年額)が追加出費となります。更に、通常会員の場合においては、『 Amazonクラシック 』はポイント還元率で一歩劣るのが現状です。

これを機に『 プライム会員になって映画やミュージックも楽しみたい!』ということであれば話は変わりますので、次項以降をご参照ください。

 

 

 

プライム会員の場合にお得な クレジットカード は? ゴールドになる必要性を検証。

本章は、お読みになっている方がプライム会員であることを前提として考察します。

ずばり検討テーマは、『 コスト的に、年会費18,000円はペイするのか? 』という一点に尽きます。

以降、ゴールドのメリットを積み上げていくことで、検証してみたいと思います。

 

ゴールドカード の年会費を削減する3ステップ

こちらも結論から申し上げますと、年間の購入金額が84,000円以上となる場合は『 Amazonゴールド 』がベストチョイスとなります。

以降、その根拠をご説明していきます。

 

プライム会員の費用:3,900円(年額)

まず、最初に頭に入れておきたいのが『 プライム会員の費用 』です。

上述の表の通り、ゴールドの場合は無料となります。これは言い換えると、その費用がクレジットカードの年会費に含まれていると考えられます。

このため、既にプライム会員の方にとっては、ゴールドを取得するための追加出費は『 年額6,900円(=10,800-3,900)』となります。

 

マイ・ペイすリボ加入の特典効果:5,400円(年額)

2番目に活用したいのが『 リボ払い 』です。

カード申し込み時にリポ払いサービスとなる『 マイ・ペイすリボ 』することで、年額費が5,400円割引となります。

この時点で、プライム会員の方にとっての追加出費は『 年額1,500円(=6,900-5,400)』となります。

いかがでしょうか。かなり下がりましたね。もうひと息です。

 

WEB明細の特典効果:1,080円(年額)

最後に活用したのが『 WEB明細 』です。

いわゆる郵送に係るコストのキャッシュバックといったところでしょうか。その効果は、年額にして1,080円です。

最終的に、プライム会員の方にとっての追加出費は『 年額420円(=1,500-1,080)』となります。

 

ゴールドカード がお得になる損益分岐点は!?

それでは、最初の検討テーマに戻りましょう。

当初、『 コスト的に、年会費18,000円はペイするのか? 』とお伝えしておりましたが、これは『 コスト的に、年会費420円はペイするのか? 』と言い換えることができます。

『 Amazonクラシック 』と『 Amazonゴールド 』の差異は、『 年会費の有無 』と『 0.5%のポイント還元率 』でした。

つまり、『 0.5%のポイント 』が『 年会費(420円)』を上回るか否かが損益分岐点となります。この考えをもとに『 0.5%=420円 』となる金額を逆算すると、損益分岐点は『 年額84,000円 』となります。

 

Amazonゴールドの日調整

 

 

まとめ

最後に、ポイントだけ振り返っておきたいと思います。

まず、プライム会員になる予定がないのであれば、『 オリコカード ザ・ポイント 』と『 JCB CARD W 』の2択です。また、無理にプライム会員になる必要性はありません。

次にプライム会員の方についてですが、 Amazon での購入総額が84,000円を超える場合は『 Amazonゴールド 』がファーストチョイスになります。この金額を超えないのであれば、正直、『 Amazonクラシック 』『 オリコカード ザ・ポイント 』『 JCB CARD W 』のいずれでも大差ないと思います。

ただ、『 Amazonクラシック 』については、正直、少し立ち位置が中途半端な印象を受けますね。