Amazon プライム の全貌解明! 会員 だけに許された最高の〇〇放題サービス。
私が学生の頃は、 アマゾン といえばオンライン本屋さんでした。それが今や、ネット通販事業に加えて、音楽・動画配信やスマートスピーカーを中心とした家電事業までを手掛ける巨大マーケットとなりました。
しかしながら、皆さまの中には、プライム会員になるか否かでお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、その巨大マーケットを有効活用いただくため、『 アマゾン プライム 』の全貌( 会員特典 など )をご紹介したいと思います。
アマゾンが展開・掌握する巨大マーケットの全容!
アマゾンが、主にコンシューマ向けに展開している事業は大きく次の3つです。一見して全く異なる事業のようにも見えますが、あらゆる観点・角度から『 私たちの生活に溶け込む 』=『 なくてはならない存在になる 』ことを目指していることは明らかです。
特に、近年では、Alexa君を中心に各サービスを有機的に結びつけるような事業展開を加速しているように思います。
事業領域 | 事業概要 |
ネット通販事業 | 言わずと知れた世界最大の通販サイトです。 日本部門だけでも、売上高は1兆円を優に超える規模です。 |
エンタメ事業 | いわゆる プライム の名がつく、音楽・動画配信サービスです。具体的には『 Prime Music Unlimited 』『 Prime Video 』の2本柱ですね。 |
スマートスピーカー事業 | ずばりAlexa君です。Echoシリーズですね。 最近では、Alexa君と連携できる家電(電子レンジなど)にも力を入れ始めています。 |
加えて、最近では、モバイル決済『 amazon pay 』がリリースされました。いよいよ個人向けの金融領域にも本格参戦といった様相です。
巨大な ”Amazon経済圏” を有効活用するチケット『 プライム 会員 』!
アンチAmazonという方もいらっしゃるかと思います。何を隠そう私も天邪鬼(あまのじゃく)のようなところがあり、当初は利用を躊躇していました。しかし、そのサービスが強化され、無視できない大きな魅力を持ち始めたことから、今では立派な プライム 会員となっています!
結局のところ、『 長いものには巻かれた方が、嬉しいことが一杯あった!』という話です(笑)
プライム 会員だけが手にすることができる『 特典 』とは?
それでは、まず、 会員向けに展開されているサービス一覧を見てみたいと思います。
サービス名称 | 内容 |
無料の配送特典 | Amazonプライム会員は、対象商品のお急ぎ便、お届け日時指定便を無料でご利用いただけます。詳細は、お急ぎ便について、お届け日時指定便についてをご覧ください。 |
特別取扱商品の取扱手数料が無料 | Amazonプライム対象商品は、一部特別取扱商品の取扱手数料が無料になります。詳細は、特別取扱商品についてをご覧ください。 |
Prime Now | 1時間以内またはご指定の2時間便で商品が届くサービスです。対象エリアのみ。詳細は、Prime Nowをご覧ください。 |
Prime Video | 会員特典対象の映画やTV番組が追加料金なしで見放題になります。日本国内のお客様のみが対象です。詳細はPrime Videoについてをご覧ください(日本語のみ)。 |
Prime Music | 追加料金なく、100万曲以上の楽曲やアルバム、プレイリストを広告の表示なしで、楽しむことができるサービスです。詳細は、Prime Musicについてをご覧ください(日本語のみ)。 |
Amazon Music Unlimited | Amazonプライム会員は、Amazon Music Unlimitedの月額料金プランおよび年額料金プランを割引価格でご利用いただけます(個人プランおよびファミリープランが対象)。詳細は、 Amazon Music Unlimitedをご覧ください(日本語のみ)。 |
Amazon Photos | Amazon Driveに写真を容量無制限で保存いただけます。詳細については、Amazon Photos についてをご覧ください (日本語のみ)。 |
プライム・ワードローブ | プライム・ワードローブは、Amazonプライム会員限定のサービスです。レディース、メンズ、キッズ&ベビー用の服、靴、ファッション小物の中から対象商品を、購入する前に試着できます。商品は配送完了の翌日から自宅で最長7日間試すことができ、購入を決めた商品のみ代金を請求します。詳しくは、プライム・ワードローブについてをご覧ください。 |
Amazonパントリー | 食品・日用品を中心とした低価格の商品を1点からご購入いただけるサービスです。ひと箱あたり390円の取扱手数料でお届けします。詳細は、Amazonパントリーで注文するをご覧ください。 |
プライム限定価格 | 一部の対象商品を、通常の価格よりも割引されたプライム限定価格で買うことができます。 |
いかがでしょうか。
アマゾンが主軸とするネット通販に限らず、全方位的に多種多様な会員限定サービスが目白押しです。
年会費3,900円の全貌。 アマゾン が展開するコスパ最強のサブスクリプションビジネス!
それでは、 会員特典 のサービスについて少し細かくご紹介していきたいと思います。はっきり言って、一つ一つのサービスが『 それだけで個別に会社が作れるくらいの規模 』、かつ『 類似サービスよりも圧倒的にコスパが良い 』から恐ろしい限りです。
最高の暇つぶし♪ 動画配信サービスの実力チェック(vs Netflix)
最初は、ずばり『 Prime Video 』です。私もソファの上で、一番活用するサービスです!
まずは、一番のライバルともいえる『 Netflix 』と日常使いで重要となるポイントに絞って比較してみたいと思います。
比較ポイント | Prime Video | Netflix |
利用料金(年額) | 3,900円 ※ プライム会費のみ |
9,600円 ※ ベーシックプランで月額800円 |
配信本数 | 数千本 | 非公開 |
同時視聴数 | 3台 | 1台 |
Netflixと比較しても圧倒的なコスパ! 但し、使い勝手はやや劣る!?
私はどちらのサービスも使っていますがコスパは説明不要ですね。 Prime Video の 映画 見放題 に限った金額ではないことを考えると差は歴然です。
但し、使い勝手はNetflixの方が良いと感じています。例えば、Netflixだと、ドラマの最初のイントロや主題歌の部分をワンクリックで飛ばせたりします。しかし、Prime Video だと同じような操作はできません。今後の改善に期待です!
最新タイトルの配信は Prime Video が一歩リード!?
例えば最近であれば『 ラ・ラ・ランド 』など、メジャーなタイトルは Prime Video も Netflix も同時に配信開始しており、配信スピードに大きな差はありません。
但し、それ以外のタイトルについては、 Prime Video の方が一歩リードしているように思います。完全に私の趣味に依存する話ですが、例えば、『 ワイルドスピード 』の最新作(アイスブレイク)や、『 プリズンブレイク 』の最新シーズン(シーズンⅤ)は、2018年10月時点で Prime Video のみで配信されています。
家族利用なら複数台での同時視聴は必須!
こちらも意外と重要です。お一人で利用する分には気にならないと思いますが、家族で利用するとなると話は別です。通勤時間が嫁と被ろうものなら取り合いになることは必至です(笑)
こうしたちょっとした気遣い(サービス)が嬉しいポイントですね。
ちょっとした時のBGM♪ 音楽配信サービスの実力チェック(vs Spotify)
次は『 Prime Music 』です。ながらのBGMや通勤時間に一番活用するサービスです!
まずは、一番のライバルともいえる『 Spotify 』と日常使いで重要となるポイントに絞って比較してみたいと思います。
比較ポイント | Prime Music | Music Unlimited | Spotify |
利用料金(年額) | 3,900円 ※ プライム会費のみ |
13,260円 ※ プライム会費含む |
11,760円 |
配信楽曲数 | 100万曲 | 4,000万曲以上 | 4,000万曲以上 |
楽曲数は追加課金しないと物足りない…但し、課金といってもコスパは抜群!
正直、『 Prime Music 』だけだと楽曲数は物足りないです。洋楽メインで聞かれる方であれば不満はないかもしれません。しかし、邦楽をメインで聞かれる場合は、間違いなく『 Music Unlimited 』がおすすめです。年会費に加えての追加課金となりますが、通常は月額980円のところ、 プライム 会員であれば月額780円で加入できます。
これによって、楽曲数についても、音楽配信最大手の『 Spotify 』と比較して遜色ないレベルとなります。年額にして2,000円弱高いとはいえ、そもそもの年会費が圧倒的にコスパが良いことを考えれば大きなデメリットにはならないと思います。
Echo プランという新しい選択肢も!?
もし、Amazon Echo をお使いで『 音楽配信サービスはリビングのBGM利用のみ 』という方でしたら、『 Echo プラン 』も おすすめ です。
『 Music Unlimited 』のプランの一つですが、契約した Echo 一台のみの再生となる代わりに、月額が380円と格安になります!
写真・動画好きな方に嬉しい無制限のクラウドストレージ!(vs Googleフォト)
3つ目に、スマホユーザには嬉しいクラウドストレージを『 Googleフォト 』と比較してみたいと思います。
比較ポイント | Amazon Photos | Googleフォト |
利用料金(年額) | 3,900円 ※ プライム会費のみ |
2,700円 ※ 100GBプラン |
保存容量 | 無制限 | 100GB |
いかがでしょうか。説明は不要ですね。
保存容量が無制限かつ、繰り返しになりますが、Amazon Photos に限った会費ではないことを考慮すればコスパ抜群です。
本業ともいえるネット通販事業のお得度チェック! 数回の買い物で元が取れる!?
それでは、最後に アマゾン の本業ともいえるネット通販における 会員特典 をご紹介します。
もはや祭典!? 年一回のビッグセール『 Prime Day 』
テレビCMが頻繁に流れていましたので、既にご存知の方も多いと思いますが、毎年7月に会員限定のビッグセールが開催されます。それが『 Prime Day 』です。
毎年、高級車から日用品に至るまで、数十パーセントの大規模な割引セールがおこなわれており、数量限定の人気商品は即完売します。
配送料を気にすることなく、お急ぎ便!
『 お急ぎ便 』などの配送料が一律無料になります。これは嬉しいですね。
特に急ぐ必要はないとお考えの方もいらっしゃるかと思います。しかし、「あっ!アレ買い忘れた…」といった時に、夜寝る前に購入しておけば、翌日中には配送してくれるサービスが無料というのは非常に魅力的ですし便利です!
その他にも付加価値ある通販サービスが目白押し!
特に注目度が高い通販関連サービスには『 Prime Now 』や『 Amazon フレッシュ 』があります。
『 Prime Now 』は、注文から数時間(最短1時間)という驚異的なスピードで商品を配送してくれるサービスです。また、『 Amazon フレッシュ 』は、ネットスーパーのように生鮮食品を配送してくれるサービスとなります。現状、提供エリアが限定的ではありますが、間違いなく拡大されていきますので、非常に便利かつ将来有望なサービスです。
まとめ ~ Amazonユーザなら加入しない理由がない!? ~
いかがでしたでしょうか。
あくまで私見ではありますが、コスパ最強ともいえる『 アマゾン プライム 』の全貌をご紹介してきました。
現時点でも非常に充実したサービスラインナップとなっていますが、これがまだまだ成長中です。正直、Amazonを日頃から使っている方であれば、加入しておいて間違いないサービスだと思います。まだご加入されていない方は、是非、この機会に加入を検討されてはいかがでしょうか。
末筆ではございますが、お読みになった皆さまのご参考になれば幸いです。