Echo Spot も 比較 してみた! Amazon Echo 兄弟の実力は?
気付けば Amazon echo シリーズも4製品が登場しました。
本記事では、新たに仲間入りした Echo Spot も含め、その価格、機能などの特徴について、私が実際に使ってみた所感も交えて比較してみたいと思います。
ご覧になった皆さまの参考になれば幸いです。
※2018年9月に新発表されたモデルの情報を反映しております。
まずは、 Amazon echo シリーズの兄弟紹介から!
2018年9月時点で Amazon echo シリーズは4兄弟となっており、その名前、価格、および特徴は次の通りです。細かな比較は後述していきますが、ぱっと見るだけでも、それぞれが個性を持ったシリーズであることがわかります。
Echo Dot | Echo | Echo Plus | Echo Spot | |
特徴 | コンパクトサイズ | 高機能スピーカー付 | スマート家電の簡単セットアップ | スクリーン付きでコンパクト |
以降は、 Amazon echo シリーズの大きな違いとなる「 サイズ (物理仕様)」「 スマートホームハブ機能 」について、少し細かく比較していきたいと思います。
インテリアとしては、やっぱり Echo Spot が良い感じ!?
Amazon Echo を置く場所によっては「サイズ」にご注意を!
Amazon echo シリーズの物理的な特徴を比較すると次のような感じです。
Echo Dot (2018/9発表モデル) |
Echo | Echo Plus (2018/9発表モデル) |
Echo Spot | |
サイズと重量 | 43 x 99 x 99 mm 163g |
148 x 88 x 88 mm 821g |
148 x 99 x 99 mm 821g |
104 x 97 x 91 mm 419g |
スクリーンサイズ | ー | ー | ー | 2.5インチ タッチスクリーン |
とりあえず、 Echo と Echo Plus が少し身長が高めといった感じです。際立って大きいというわけではないですが、テレビの前などのちょとしたスペースに置きたいと考えている方は要注意ですね。意外と邪魔になるかもしれません…
なお、重量がだいぶ違っていますが、どうせ置きっぱなしにするものなので正直気にしなくていいと思います。
将来性を感じるオシャレインテリアとしては Echo Spot が魅力的!?
サイズ以外の物理的な特徴としては、なんといっても Echo Spot が初搭載したスクリーンですね!
スクリーンサイズは小さいので、リビングで利用するには物足りないかもしれません。
しかし、動画のフラッシュニュースや、映画の予告が手軽に流せるので、例えば寝室のベッド脇に置いたりすると便利&オシャレな感じですよね。
ちなみに、先日、ついに日本の Amazon echo シリーズも音声通話サービスに対応しましたし、ビデオ通話でのスクリーン利用など、色々と将来性を感じますよね。
敬老日の日には、2台 セットで購入すると 6,000 円オフになる キャンペーン をやったりするあたりも面白いですよね!!
但し、多くの皆さまが(高機能なディスプレイを搭載した)スマホをお持ちである今、どれほどの魅力がこのスクリーンにあるのかは冷静に考えてみたいところです。
この辺りにつきましては、下記の別記事にて考察しております。ご興味ございましたら、ぜひ、ご覧ください。
Echo Plus だけが対応してる スマートホームハブ機能 とは!?
最後にチェックしておきたいのが、家のスマートホーム化を進めるうえで重要な役割を担ってくれる『 スマートホームハブ機能 』です。こちらはわかりやすく、この機能に対応しているのは Echo Plus と Echo Show だけです。
そもそもスマートホームハブ機能とは何か?
スマートホームハブ機能とは何か?というと、『 無線LAN(=Wi-Fi)経由で動くスマート家電(Amazon Echo やスマート家電リモコンなど)』と、『 別規格(=ZigBee)で動くスマート家電(照明器具など)』をつなぐための機能となります。
これだけだと『!?』となると思いますので、少し具体例を使ってご説明したいと思います。
スマートホームハブ機能が活躍するシーンは?(具体例のご紹介)
Amazon echo がスマートホームハブ機能を搭載していると何が嬉しいのか?、具体例でご説明したいと思います。
家電量販店に行くと、スマート照明というキャッチフレーズのもと「Philips Hue」という製品がよく売られています。これは、ネットワークを介してライトのオン/オフや明るさの調整といった操作ができる製品なのですが、この「Philips Hue」単体ではそのような操作はできません。
何故かというと、「Philips Hue」自身は無線LAN機能を搭載していないからです。
このため、無線LAN経由で動く Amazon echo と「Philips Hue」を中継してくれる何かが必要になってきます。それが、必ずといっていいほど「Philips Hue」と並べて売られている「ブリッジ」という製品になります。
「Philips Hue」とセット販売されているものも含めると、例えば以下のようなラインナップがあります。
但し、どうしても「ブリッジ」は値段が少し高めです。
そして、長くなりましたが、 Echo Plus が搭載している「スマートホームハブ機能」というのがまさにこの「ブリッジ」の役割を担ってくれる機能となります。要は、 Echo Plus があれば「ブリッジ」の購入は不要になります。
Echo Plus が「ブリッジ」の役割を担える製品は、Amazon公式ページで紹介されています。
スマート家電の購入をご検討される場合は、予めチェックしておくことをおすすめします。
2018年10月、アメリカで発表された Alexa 君の新機能がヤバイ!
いずれも日本未対応ですが、魅力的な機能ばかりです!
近い将来、日本でも展開してくれることを期待して、私が気になった新機能をいくつかご紹介したいと思います。
名称 | 概要 |
Alexa Guard | Alexa君が家を守ってくれる機能です! 具体的には、ガラスが割れる音等がした場合に、警報音を鳴動するとともにユーザにメール通知するというものです。セキュリティ会社も射程内に捉えた感じですね… |
Alexa Hunches | なんとAlexa君が勘を働かせる!?という機能です。 いよいよAIもここまで来たか…という期待大の機能ですね。提供開始は今年後半を予定しているそうです。 |
Frustration Free Setup | Alexaアプリで、スマートホームデバイスの背面に貼付されたバーコードを読み取ることで設定が完了するという超便利機能です! |
Multi-step Requests | 一度に複数のコマンドを指示できる機能です。 現状、いちいち「アレクサ!」と言ってる手間が大幅に改善されそうで嬉しいかぎりです♪ |
結局、Amazon echo シリーズでお勧めなのは?
まず、将来的にスマート家電を積極的に活用していきたい方は、スマートホームハブ機能を搭載した『 Echo Plus 』一択だと思います。
次に、スマートホームハブ機能は不要だけど音質には拘りたい方が『 Echo 』、音質よりも見た目のオシャレさやスクリーンで遊びたいという方が『 Echo Spot 』がといった感じでしょうか。
そして最後に、まずは手軽にスマートスピーカーを使ってみたい方が『 Echo Dot 』といった感じでしょうか。