徹底解説!『 メッセージの追跡 』が示す ” 状態 ”や” レポート ”の読み方!

2018年10月27日

色々と調べても、Exchange Online @ Office365 における「 メッセージの追跡 」の使い方は紹介されていても、肝心の「 状態 」や「 レポート 」などの見方がまとまった情報源がなかったので、少しずつ備忘としてためていきたいと思います。

 

「UserMailbox.Forwardable.Resolver」の意味は?

ユーザの受信トレイに配信する前に転送処理が行われたことを意味します。ユーザが何らかOWA上で転送設定を入れている可能性があります。

 

「event_id」の「Sender」と「Deliver」の違いは? (” 状態 “の概要説明)

「Deliver」は、同一テナント内のユーザにローカル配信されたことを意味します。「Sender」は、送信コネクタの設定によって、テナント外に向かって送信されたことを意味します。その他の状態の種類は以下の通りです。更なる詳細情報は後述の「補足」をご参照ください。

状態 説明
Failed 配信が失敗したことを意味します
Pending 配信が保留されたことを意味します
Expanded 配布グループ宛てにに配信されたことを意味します
Quarantined 検閲対象となったことを意味します
FilteredAsSpam EOPでスパム判定されたことを意味します

※ FilterdAsSpamではなく、Deliverとなっていても、後述の Malbox rules によって迷惑メールフォルダに移動されることがあります

 

「mailbox rules agent」の意味は?

メールボックス側のルール(≠振り分け設定)によって、何らか処理が行われたことを意味します。

 

 

詳細 レポート は7日間経過しないと見れない?

詳細レポートを出力するオプションを指定するためには、対象期間で「カスタム」を選択し、7日以上前の日付を指定する必要があります。ただ誤解しがちですが、対象期間の開始日さえ7日以上前の日付を指定すれば、同オプションを選択することができます。なので、詳細レポートを取得するうえで、7日以上待つ必要はないです。

 

 

補足情報 ~ MS公式情報 ~

Exchange 2013 のものなので、最新版とは若干異なるかもしれませんが、メッセージ追跡ログの詳細情報が掲載されています。障害調査時には参考になると思いますので、必要に応じてご参照ください。

 

 

最後に  ~ Office365には色んな罠が… ~

既にご存知の仕様もあるかと存じますが、私が知り得た『 Office365の危険な仕様 』を適宜掲載しております。

ご興味がある方は、是非、ご参考にしていただければと存じます。