ポイント 投資 をやるべき理由。 その注意点や特徴を 比較 してみた!
少子高齢化が進む中、年金も大して期待できないことから、将来に向けて積極的に資産運用をおこなっている方が多いのではないでしょうか。しかし一方で、いきなり現金を投資するとなると、少なからず不安を持たれている方がいらっしゃるのも事実だと思います。
そこで本記事では、昨今、ローリターンではあるもののノーリスクで資産運用ができる方法として注目を集めている『 ポイント 投資 』についてご紹介したいと思います。
ポイント 投資 をやるべき理由 ~数少ないノーリスク投資~
ポイント投資が注目されている理由と同義ですが、とにもかくにもノーリスクという1点に尽きます。
投資のためにポイントを貯めようとして出費がかさむようなことがあれば本末転倒ですが、日頃の買い物で貯めたポイントを投資にまわす分にはノーリスクです。
当然、ポイントという少額資金を原資とする以上、大きな利益は望めませんが、日頃の家計のちょっとした足しにする分には十分ですし、やらない手はないです。投資に限らず何でもそうですが塵積です。
サービス概要 ~金融商品の購入有無で大きく2種類~
最近、ニュースサイト等において、『 ポイント 投資 』というキーワードで様々なサービスが紹介されています。しかし、そのサービス内容には大きく2種類あり、それぞれが全く異なる特徴を持っています。まずは、この点について、ご説明したいと思います。
パターン1:ポイントで金融商品を購入して運用
まず、ご紹介するのは、ポイントで実際に金融商品を購入するパターンです。
これは厳密には、貯めたポイントを換金して、その現金で金融商品を購入するという仕組みになります。このため、言い方を変えると、現金で金融商品を購入するための証券口座が必要となるサービスといえます。ですので、投資に際しては証券口座が必要と謳っているサービスは全て、このパターンに該当します。
具体的には、2019年開業予定の『 SBIネオモバイル(Tポイントを運用)』、インヴァスト証券が展開する『 インヴァストカードポイント 』、および楽天証券が展開する『 楽天ポイント 』などが該当します。なお、楽天ポイントについては下記の記事にて詳述しておりますので、ご興味ございましたら合わせてご覧ください。
パターン2:金融商品は購入せずに、ポイントそのものを運用
次にご紹介するパターン2は、実際には金融商品を購入しないサービスです。
このサービスの特徴は、何らかの金融商品などに連動して、ポイントそのものが増減するという点です。パターン1のように証券口座を開設する必要がないため、手軽かつ気軽に投資を疑似体験できるのが魅力といえます。
最近では、STOCK POINT と ジャックスが連携して『 STOCK POINT カード 』といった新サービスを発表しています。その手軽かつ気軽に始められるといった魅力から、少しずつ注目を集め、活況を呈し始めているといっても良いのではないでしょうか。同サービスについては、詳細は後述いたしますので。
上記以外ですと、比較的早い時期からサービス展開していた、クレディセゾンの『 永久不滅ポイント 』が代表的ですね。
サービスの選択方法と注意点 ~パターン1だと利益に税金がかかるかも?~
ここまで、上述の通りパターン1・2と紹介しましたが、どちらの方が有利といったことはありません。
いずれにせよ日頃の買い物で貯めたポイントが原資となりますので、投資のためだけに出費してリスクを冒す必要がないというポイント投資の大きな魅力には変わりありません。
ご自身の生活スタイルを踏まえ、より貯めやすいポイントが対応しているサービスをご選択いただくのが一番です。とはいえ、手軽さでいえばパターン2の方がおススメですかね。
ちなみに、パターン1については、1点だけご注意いただきたいのが、得られた利益に対して税金がかかる点です。何故ならば、繰り返しにはなりますが、パターン1は実際に金融商品を購入するからです。原資がポイントのみであれば、そこまで大きな利益は出ないと思いますので、申告不要の金額内に収まるとは思いますが念のため。
なお、まとめると下表の通りです。
項目 | パターン1 | パターン2 |
投資対象 | ポイントを換金して購入する金融商品(株など) | ポイントそのもの |
証券口座の要否 | 必要 | 不要 |
確定申告 | 利益額による | 不要 |
代表的なサービス例 | SBIネオモバイル、インヴァスト証券、楽天証券 | クレディセゾン、STOCK POINT |
高還元率 × ポイント投資のタッグ! ~STOCK POINT カード~
最後に先日発表されたばかりの非常に魅力的な『 STOCK POINT カード 』についてご紹介したいと思います。こちらは上述の通り、ポイントそのものを運用するパターン2のサービスとなります。
STOCK POINT とジャックスが連携して発表したサービスであり、カード利用額に応じて STOCK POINT を貯められるサービスとなります。
なお、STOCK POINT は貯めたポイントで、株などへの投資を体験できるサービスです。ここで体験という言葉を使っているのは上述の通り、実際に換金して金融商品を購入するわけではないからです。
以下、同サービスの主な特徴についてご紹介していきます。
特徴①.原資となるポイントを効率よく貯めれる魅力的な還元率
還元率の高さをセールスポイントにうたうカードは数多くありますが、こちらのカードも負けていません。詳しくは下表に記載しますが、いつでもどこでも1%という高い還元率を誇ります。
利用シーン | ジャックスが運営するモール経由でのネットショッピングか? | 還元率 |
クリスマスイブ・大晦日・元旦 | Yes | 2.5%以上 |
No | 2.0% | |
2018年12月の毎週日曜日 | Yes | 2.0%以上 |
No | 1.5% | |
その他 | Yes | 1.5%以上 |
No | 1.0% |
特徴②.まとまったポイントが貯まれば株式交換も可能
これまで、パターン2(ポイントそのものを運用)とご紹介してきましたが、ある程度、ポイントが貯まれば実際に株式に交換することができます。要は、途中でパターン2からパターン1に切り替えれるということであり、他にはない特徴的なサービスといえます。
パターン1に切り替える際には、当然、証券口座が必要となってきますが、株主優待や配当金を得られるというメリットがあります。ポイントのみを原資としていた場合、そこまで貯めるのに時間を要する気もしますが、来るその日に向けて頭の片隅に置いておいていただければと思います。
なお、STOCK POINT で投資先に選択できる金融商品は下記となっており、投資体験としては十分なラインナップといえます(2018年11月時点)。
ETF | 株式 |
日本株レバレッジ上場投信 日本株ダブルインバース上場投信 米国株指数30種 上海株式指数 |
ソフトバンクグループ ソニー みずほフィナンシャルグループ サイバーエージェント KDDI NTT ドコモ カルビー 日清食品HD イオン セブン&アイ・HLDGS ホンダ(本田技研) |
特徴③.クレジットカードとしても魅力的な優待&保険機能
ここまで還元率と投資に関する特徴をご紹介してきましたが、最後にクレジットカードとしての基本機能についてご紹介しておきたいと思います。大きくは『 カード保有者向けの優待サービス 』と『 付帯する保険機能 』の2点となります。
カード保有者向けの優待サービス
優待サービスは、主に『 食べログ Mastercard priceless DINING 』『 J’sコンシェル 』の2点となります。食べログ人気店で最大15%OFFになったり、映画が1,300円で身に行けたりと非常にお得な内容となっております。是非、皆さまの生活スタイルにはまりそうな特典がないかをコチラよりチェックしてみてください。
付帯する保険機能
大きく次の3つの機能を有しており、一般的なクレジットカードと比較して大きく劣るようなポイントはないかと思います。
- 国内旅行傷害保険付帯(傷害死亡・後遺障害保険金 最高1,000万円)
- カード盗難保険(届出前60日前、のち60日、計121日間保障)
- ネットあんしんサービス(届出日から90日前までさかのぼって補償)
まとめ ~ポイント投資で人知れず利益を生み出すスキームを~
本記事では、ポイント投資とは?という点について、具体的なサービス『 STOCK POINT カード 』も交えてご紹介してきました。
ノーリスクであることが最大のメリットとお伝えしましたが、もう1点付け加えておきたいと思います。それは、『 よし、投資しよう! 』と自ら都度アクションを起こさなくても、ポイント投資のサービスを始めてさえしまえば自然と勝手に利益を生み出してくれるスキームを作れるという点です。
是非、ご自分の生活スタイルにあったサービスを活用してチャレンジしてみていただければと存じます。