比較 ! rs-wfirex3 vs nature remo の決定的な違いは?( IFTTT 対応など )
代表的なスマート家電リモコン『 rs-wfirex3 』で遊んでみたので、『 Amazon echo dot と連携させるならどっち?』という観点で『 nature remo 』との 比較 ( IFTTT 対応有無など )を含めて所感をまとめたいと思います。
お読みになった皆さまのご参考になれば幸いです。
結局、 rs-wfirex3 を使って『 できること 』って何だろ?
rs-wfirex3 で実現する家電操作
Amazon echo dot と組み合わせることで実現できることを整理すると以下のような感じです。
家電 | できること |
テレビ | 電源、チャンネル、ボリュームを制御可能です |
エアコン | 電源、温度設定、除湿設定を制御可能です |
照明 | 電源、照度を制御可能です |
扇風機 | 電源を制御可能です |
その他 | 電源を制御可能です |
『 その他 』は電源制御のみだが実用性上は問題なし
とりあえず、リビングにある家電かつ、声で操作できると便利そうなものは揃ってる感じですね。
ちなみに、「その他」は「電源」しか制御できませんが、何でもかんでも声で操作しようとすると逆に煩わしくなります。ですので、使ってみると意外と不満を感じることはありません。
但し、使い方によっては微妙に『 できること 』が異なってきます。詳細は以降をご参照ください。
rs-wfirex3 は『 カスタムスキル 』と『 スマートホームスキル 』の両方に対応!
rs-wfirex3 は、ラトックシステムズ社独自の『 カスタムスキル 』、もしくは Alexa 標準の『 スマートホームスキル 』のどちらを活用しても連携できます。
具体的に登録できる家電の数や操作内容は、どちらのスキルを使うかによって次の通り異なってきます。
スキル | カスタムスキル | スマートホームスキル | ||
指示の方法 | アレクサ、家電リモコンを使って〇〇して | アレクサ、〇〇をつけて(消して) | ||
家電 | 操作できる台数 | 操作できる内容 | 操作できる台数 | 操作できる内容 |
テレビ | 1台 | 電源のオンオフ チャンネルの切り替え 音量の変更、消音設定 |
計50台 | 電源のオンオフ |
エアコン | 1台 | 電源のオンオフ 温度、 モードの変更 |
電源のオンオフ | |
照明 | 2台 | 電源のオンオフ 照度の調整 |
電源のオンオフ 照度の調整 |
|
扇風機 | 1台 | 電源のオンオフ (Google のみ) |
電源のオンオフ | |
その他 | 全部つけて / 全部消して | 電源のオンオフ | ||
温度 ・ 湿度 ・ 明るさ、 快適レベルの案内 (Alexa のみ) |
Amazon echo の『 カスタムスキル 』を使う場合のデメリット
『 カスタムスキル 』と『 スマートホームスキル 』の両方に対応しており、自由に選択できるのは大きなメリットですね。但し、『 カスタムスキル 』を選択した場合、次のようなデメリットもあるのでご注意ください。
『 明示的な起動 』が必要となり、自然な会話での指示ができない
『 カスタムスキル 』が『 スマートホームスキル 』と決定的に違うのは、スマートホームに特化したスキルではないということです。言い換えると、『 カスタムスキル 』はスマホアプリのように明示的に起動する必要があるということです。
具体的には、次のような指示が必要です。

『 スマートホームスキル 』と連携した一括操作ができない
もう一つ、使いこなしていく上での違いは、『 カスタムスキル 』の場合、照明機器などの他の『 スマートホームスキル 』と一括操作ができない、などのデメリットが出てきます。
まあ正直、何でもかんでも声で操作しようとすると逆に煩わしくなるので、基本的に『 スマートホームスキル 』だけで十分ですね。( rs-wfirex3 が『 スマートホームスキル 』に対応したのは、2018年7月末からです)。
専用アプリで簡単設定! 心強いマニュアルの存在も。
購入前後の有力情報!? 『 メーカー公開マニュアル 』の存在。
製品を購入しなくても、メーカーが公開しているマニュアルを参照できます。画面キャプチャも豊富な内容となっており、非常にわかりやすいマニュアルとなっています。購入後に限らず、購入前の参考情報としてご活用にしていただくのも良いと思います。色々と使った時のイメージが湧いてきます。
リビング家電 と『 簡単連携 』! @我が家
ちなみに、我が家のリビングのTVと照明を登録した状態がこちらです。
画面キャプチャは Google home mini と連携させた状態だったので、『G』マークが付いていますが、Amazon echo dot と連携させると『A』マークが付きます。また、2つ目以降の家電には、『-(ハイフン)』の後に通番が付記されていきます。
『 nature remo との決定的な違いは IFTTT の対応有無 』は過去の話
従来、 IFTTT への対応有無が決定的な違いでした。しかしながら、 rs-wfirex シリーズも遂に IFTTT への対応を開始しました。具体的に公開された Applet の情報等は下記サイトをご参照ください。
まとめ ~ 結局、 比較 しておススメなのはどっち? ~
リビングで普段使っている限りでは、個人的には rs-wfirex3 で事足りるのかなって気がしてます。
繰り返しになりますが、何でもかんでも声で操作しようとすると逆に煩わしくなる&あんまり使わなくなるという罠がありますので…。
結局のところ、少し価格が高くなる他の類似製品は不要かなと思います。
新モデルが登場! が、旧モデルの方がコスパ良し!?
2019年1月に新登場した『 rs-wfirex4 』と『 旧モデルとなる rs-wfirex3 』の仕様比較については、下記の記事をご参照ください。
なお、同記事でも記載しておりますが、新旧モデル間で大きな機能差はありません。このため、特に拘りがなければ、より価格が安価となった旧モデル『 rs-wfirex3 』の方が買い時といえます。
スマート家電リモコン以外にも魅力的なガジェットが!?
スマート家電リモコン以外にも、Alexa 君をパワーアップするツールはあります。
特に、Alexa 君を 音楽再生 ( BGM )に使うことが多い方は、スマート家電リモコンにお金をかける代わりに音質向上を目指すのもアリだと思います。
Amazon echo もしくは、Amazon echo plus をお使いであれば不要かもしれませんが、Amazon echo dot は小型なだけにスピーカーが少し弱いので。