DNUI の悲劇!? WordPress から全てが消えた日。。。

2021年3月9日

WordPress を高速化するため、『 画像の圧縮 』や『 不要画像の削除 』を試みている方は多数いらっしゃるかと思います。そこで本記事では、私自身がやって効果が確認できた方法( TinyPNG 活用 )に加えて、『 サムネイルやアイキャッチが” 消えた “衝撃の悲劇 』( DNUI 活用 )についてご紹介したいと思います。

お読みになった皆さまのご参考になれば幸いです

 

本サイトにおける実績(2019年2月14日時点)

まずは本サイトにおける実績をご紹介いたします。

本記事で紹介する方法以外にも色々と試しておりますが、現状は次の通りです。他の方法については別記事で順次ご紹介していきたいと思います。

モバイルサイト:99点

 

PCサイト:98点

 

 

不要な 画像 を削除してくれる『 DNUI 』は絶対NG!

未使用のままとなっている 画像 を削除してくれる便利ツールとして、表題のプラグインが紹介されていることが多いです。しかし、同プラグインの使用は絶対におススメしません。

 

不用意な活用によって、全てが消滅した日…

何故ならば、サムネイルやアイキャッチでしか利用していない画像も不要と判断して削除してしまうからです。

実際、私は当サイトで活用してみて酷い目にあいました。数カ月前、半分ぐらいの記事でサムネイルとアイキャッチ画像が消滅するという悲劇でした…

 

バックアップ&リスト機能もまともに機能しない!?

同プラグインはバックアップ・リストア機能も有しておりますが、まともに動作してくれませんでした。上述の悲劇が起こった後、直ぐに同プラグインのリストア機能を活用しましたが完全復旧には至りませんでした。と言うよりも、中途半端に復旧されただけで、” 消えた ” 画像の過半数が復活しませんでした。

おそくら、テーマの設定によって独自作成されるサイズの画像については、バックアップ・リストアの対象にならない仕様なんだと思います( 違うかな…? )。

dnui の悲劇

 

最後の最後は、テーマの機能に救われる…

色々と試行錯誤した結果、私が利用しているテーマ『 Luxeritas 』が持っていた『 サムネイル再作成 』によって何とか完全復旧できました。皆さま、くれぐれもご注意ください

 

別プラグイン『 Regenerate Thumbnails 』の活用も一つの手段?

上述の通り、私自信はテーマの機能で復旧できたので試せていませんが、サムネイルを再作成するプラグインもあるようです。万が一の事態に遭遇した場合、こちらもお試しいただければと存じます。”削除”ではなく、”再作成”なので状況が悪化することはないはずです。

 

 

TinyPNG が最効率! 但し、プラグインより手動の方が確実!?

無料プラグインの中では、 TinyPNG の圧縮率が No.1!

画像がらみで DNUI に代わるサイト軽量化の手段としては画像圧縮がおすすめです。同機能を有するプラグインの中では『 EWWW Image Optimizer 』が有名ですが、実は圧縮率で比較すると『 TinyPNG 』が一番です。

ケースバイケースだとは思いますが、『 EWWW Image Optimizer 』での圧縮率が十数%だったのものが、『 TinyPNG 』を使うと30%前後までいったりします。ものは試しで、前者で圧縮済みの画像をいくつか、後者で今一度圧縮してみてください。効果が直ぐに実感いただけるかと思います。

 

手間は掛かるが、TinyPNGのサイトで手動対応するのが確実?

TinyPNG のプラグインをインストールすると、下記のように圧縮できる画像の枚数が表示されます。しかし、何故かは分かりませんが、SFTPで接続して私自身が確認できた枚数より微妙に少ない枚数でした。

 

このため、手間は掛かりましたが、サイト版の TinyPNG を活用して手動で対応しました。一度に20枚ずつしか対応できないので時間は掛かりましたが、全体で50%前後の容量削減を実現できました。

 

 

まとめ ~ 実際に試してないサイトを鵜呑みにするのは危険 ~

本記事では、 WordPress を高速化するうえで効果的だった方法だけでなく、失敗談についてもご紹介しました。

その教訓として、私自信、” 実際に活用した実績もなく紹介しているサイト ” を鵜呑みにすることの危険性について身をもって学びました。皆さんも、色々と試される際にはプラグインの評価や、複数サイトでの評判を確認してから実行に移すことをおススメいたします。

末筆にはなりますが、お読みになった皆さまのご参考になれば幸いです